闇の中でも光を

御嶽山の噴火には驚きました。

亡くなられた方のご冥福と、捜索・救助活動を行う人の安全をお祈り申し上げます。

1日も早く穏やかな日が訪れますように…。


犬たちをおくる日―この命、灰になるために生まれてきたんじゃない (ノンフィクション 知られざる世界)犬たちをおくる日―この命、灰になるために生まれてきたんじゃない (ノンフィクション 知られざる世界)
(2009/07)
今西 乃子、浜田 一男 他

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近所の書店で見つけ、すぐにレジへ持っていった本です。

捨てられる命をひとつでも減らす社会を目指して、

日々、奮闘する愛媛県動物愛護センター職員たちの日常を追い

人間のエゴの深さ・醜さを浮き彫りにしながらも、命の尊さを考える

ノンフィクションの書籍です。

文字は大きめで、子どもにも十分に理解できる内容になっています。

本の中に登場する職員の一人は、命を救いたくて獣医になった方です。

命を救いたくて獣医になった方が

その逆の立場、命を奪う現場へ行かなければならなくなった

その苦悩・葛藤は、どれほどのものでしょうか…。

暗闇の中でも、自分にできることは何だろうかと模索し

命を奪われてゆく動物たちの心に最期まで寄り添い

実態を多くの人へ知ってもらい、ひとつでも多くの命を救うために

地道な啓発活動を行う職員の方々

光の方へと進んでゆくその姿に、涙が止まりませんでした。

自分の望んでいなかった環境へ置かれることになったとしても

その中で自分が何をすべきなのか見出すこと。

どんな暗闇の中でも、光の方へと進んでゆくことができること。

その姿が記されています。

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~聖フランチェスコの平和の祈り~

主よ、貧困と飢えのうちに生き死ぬ 世界中の同胞のために

働く私たちを そのことにふさわしい者にしてください

わたしをあなたの平和の道具としてお使い下さい

憎しみのあるところに愛を

争いのあるところにゆるしを

分裂のあるところに一致を

疑いのあるところに信仰を

誤りのあるところに真理を

絶望のあるところに希望を

闇に光りを

悲しみのあるところによろこびを

もたらすものとしてください

慰められるよりは慰めることを

理解されるよりは理解することを

愛されるよりは愛することを

わたしが求めますように

わたしたちは与えるから受け

ゆるすからゆるされ

自分を捨てて死に

永遠の命をいただくのですから

~~~

全ての生き物を愛し、動物たちに話しかけ

よく心が通じあったと言われる、アッシジのフランチェスコ

私はクリスチャンではありませんが、この祈りの言葉が好きです(^^)

光が強いほど、影は濃くなるように

醜いものをたくさん見るということは、

その反対の美しさをより感じることができる

ということではないかと想うのです。

泥の中で成長しても、泥に染まることなく

美しい花を咲かせる蓮のように

どんな暗闇の中でも、光の方へと進んでゆける自分であるよう

願いと祈りを込めて