ペットブームの光と影

国の偉大さ、道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る

                       -マハトマ・ガンジー

日本の動物事情は、

殺処分される動物の数の多さ、

営利優先のペットショップ・劣悪な繁殖場の多さ、

モラルの低い飼い主・虐待など、悲しい現実が非常に多く

ヨーロッパと比較して非常に遅れていて

後進国であると思います。

ある小学校の調べ学習で、興味のあるテーマを掘り下げ

卒業のメッセージとして下級生に残すという活動で

小学6年生の男の子が作成した、猫の保護活動についてのレポートがあります。

純粋な気持ちで「命」について取り組み、

動物愛護センターも見学し、悲しい現実と向き合って作成されたレポート。

とても心を揺さぶられる内容でした。

リンクフリーとのことなので、ご紹介させていただきます。

小学生レポート「猫の保護活動について」

縁あって、3年前に我が家はひとつの命を天からあずかりました。

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母猫は野良出身ですが、運良く生まれてすぐに人間に保護されました。

(我が家の建設中に生まれました)

新築の我が家の床は、あっという間に傷だらけになりましたが

ピカピカの床よりも、もっともっと大切で幸せなものを私たちに与えてくれます。

このコと暮らし始めてから、日本の動物たちの事情を

以前よりも多く知ることとなりました。

知れば知るほど、悲しい現実が多く

人間のエゴ・業の深さ、自分の無力さ・非力さを実感します。

ひとりのおばあさんの

「不幸な動物を減らしたい」という思いから生まれた

ドキュメンタリー映画があります。

犬と猫と人間と

小さい命の切なさと

不幸な命を生み出す人間のエゴを浮き彫りにしつつも、

それを懸命に救おうとする人間たちの姿を映し続けていて

悲しみの中にも、光を感じることができます。

愛をかたちにしようとした、おばあさんの行動は

本当に素晴らしいことだと思います。

(もちろん、歳月を費やし丁寧に映画を製作した監督・撮影に協力した方々も)

知ることや思うだけでは、何かを変えることはできないけれど

知らなければ、思いがなければ、何も変わることも始まることもないはずなので

少しでも多くの方が、これからを担う子供たちが

小さな命のことを考えるキッカケとなりますように。

動物たちに優しくない世界が、人間にとって優しい世界であるはずはないのですから。

世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない

                        -宮沢賢治